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そもそもどうして成人式には振袖を着るの?
登録日:2022.04.20
成人式の準備こんにちは!
富山県内に4店舗、地域密着型の
きもの専門店、牛島屋です。
成人式では振袖を着ることが一般的ですが、
そもそもどうして振袖を着ることになったのでしょうか?
今回は、成人式で振袖を着る理由を
振袖の歴史と共にご紹介したいと思います。
なぜ成人の節目には振袖がふさわしいのでしょう?
お振袖は見た目が美しいだけでなく、様々な意味合いと歴史があります。
■お振袖は未婚女性の第一礼装だから
日本では古くより、成人の儀式が様々な形で行われてきました。
武家の男子は「元服」や「褌祝い(ふんどしいわい)」
公家の女子は「藻着」や「髪結」などを行い
目に見えて成人したことを意識させる意味もあったようです。
そしてお振袖がふさわしいのは、江戸時代から明治時代にかけて、
未婚女性の第一礼装は「振袖」とされてきたことが由来と言われています。
■振袖が第一礼装になった経緯
そもそも、小袖という袖の短い着物から変化したと言われる振袖は、
江戸前期から徐々に袖の長さが長くなったと言われています。
「舞台上で踊りを披露した際に袖が長いと所作が美しく見えるから」
というのが理由の一つだとか。
ここ420余年で約60センチ近く長くなったというから驚きです。
しかしながら袖の長い振袖は日常生活に使用するのには向いておらず、
特別な時の「晴れ着」として着用されるようになりました。
こうして、江戸時代から明治時代にかけて、
振袖は未婚女性の第一礼装として浸透していきました。
■成人式に振袖を着る意味
冠婚葬祭の「冠」は実は成人式のこと。
まさに人生の節目の時と言えます。
節目として、
普段とは違う華やかな振袖を着ることで、
自分が大人になったことを自覚すると共に
家族などへ成長した姿を見せ、感謝を伝える
意味があります。
また、文字通り振るほど長い袖のキモノが振袖。
日本では古来から
「振る」仕草=厄を払う、お清めなどの意味があり、
良縁を呼ぶとも言われています。
さらに
帯は「結ぶ」ことから=縁を結ぶ、に繋がります。
意味を知って装うと、どこか豊かな気持ちになりますね。
本来の成人のお祝いとは…
ご本人にとってはもちろん、
ご家族にとっても感慨深い節目の日。
お嬢様が誕生してから、共に笑い、共に泣き、
共有した時間はかけがえのない財産ですね。
昨今は式典に出席するために
振袖を準備する印象が強くなっていますが、
本来は、素直にお嬢さまのご成長を祝う
「ハレの日」に纏う「ハレ着」が振袖です。
牛島屋では、
みなさまの大切な「ハレの日」を、
家族が絆を深めるためになくてはならない
美しい日本の習慣と捉えています。
近年では、晴れの日の記念に、
お爺さまやお婆さまも一緒にお食事をされたり、
お写真を撮られるご家族が増えています。
牛島屋でも、
ご家族写真を撮らせていただく機会がとっても増えました。
ご本人はもちろん、ご兄弟、ご姉妹、ご両親、
ご祖父母さまの嬉しそうな表情を見ると、
こちらまで嬉しくなり、心が温かくなります。
こうやって共に過ごした時間が、良き思い出となり、
ご家族の絆となっていくんだな…
としみじみ感じながらお手伝いをさせていただいています。
お嬢様が大人への一歩をふみ出す門出の日。
お嬢様にとっても、ご家族様にとっても
「人生最良の日」となるよう、
心を込めてお手伝いさせていただきます。
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