お知らせ
振袖は何回着る機会があるの?
登録日:2024.03.20
振袖を着る機会
こんにちは。
富山県の地域密着型、きもの専門店牛島屋です。
牛島屋では、2週に渡り、創業祭を開催中!
1週目が無事終わり、明後日からは2週目に突入します。
皆様のご来場心よりお待ちしております!
今回は、振袖は何回くらい着用する機会があるのか、着用機会をご紹介していきたいと思います!
振袖の着用機会は?
近年、レンタルやママ振が増えてきていますが、購入される方もまだまだおられます。
ですが、購入かレンタルかどちらにしようかと迷われる方に多い悩みが、
せっかく買ったのはいいけど、そんなに着る機会はあるのかな、、ということなんです。
気に入って買ったものなら、できるだけ多く着用したいですよね!!
振袖の着用機会は主に5つあります。
その前に、どうして、振袖を着用するのか、皆様はご存知でしょうか?
振袖は、未婚女性が身に付ける衣装の中でも最も格式が高い第一礼装です。
第一礼装である振袖を身に付けることで、大人になったという自覚を持てるとされています。
さらに、日本では、振るという動作は魔を払うという意味を持っていると言われています。
袖の長い振袖を着ることによって、
病気や厄に憑りつかれることなく人生を歩んでほしいという願いも込められているのです。
ということでまず一番目には
① 二十歳の集い
振袖といえば、まずは二十歳の集いの衣装というイメージが一番強いと思います。
出席しない人、振袖着ない人もいらっしゃるとは思いますが、
出席する人はほとんど振袖を着用していらっしゃいます。
式典に参加しなくても、写真にだけは残しておこう!と、
ここでもやはり振袖はかなりの確率でご利用なさいます。
②卒業式
卒業式もフォーマルな格好で参加すべき1つの式典です。
学生たちが学校を卒業し、新たな一歩を踏み出すための大切な儀式なのです。
未婚女性にとって振袖は、もっとも格式が高い第一礼装なので、
卒業式に着るにはふさわしい礼装だと言われています。
レンタルでは、卒業式用に小袖(振袖より袖の短いもの)もよく出ているようですが、
振袖の豪華さには勝てません!
せっかくお持ちなのであれば、振袖に袴を合わされることをおススメします♪
② 結婚式や披露宴
お友達やご親族の結婚式でもご着用いただけます。
卒業式の予定が無い方だと、二十歳の集いが終えてから一番最初に着用するのは、
この結婚式や披露宴が多いのではないでしょうか。
近年は、洋装で参列される方も多いですが、振袖を着て参列するというのは、
新郎新婦に対する祝福の気持ちや、礼儀を表すことにもなるので、
ぜひ振袖を着用して参列されることをオススメします!
「結婚式を華やかにしてくれてありがとう!」と、ご両親やご親族の皆様からも喜ばれますよ!
③ パーティーや祝賀会
パーティーや祝賀会に振袖を着用して参加することも良いとされていますが、
この場合、ドレスコードを事前に確認する必要があります。
主役がいる場合は、主役よりも派手にならないように、気をつけなければいけません。
また、パーティーや祝賀会となると、飲食を伴うケースが多くなると思います。
普段着物を着慣れていないと、いつも通りに動いてしまい袖や着物を汚してしまうことがあります。
折角の着物であることはもちろん、周囲にもあまり良い印象を与えませんので、
所作には気を付けるようにしましょう。
お着付けの際にポイントはお伝えしますので安心してお召しになって頂ければと思います。
インスタのリール動画にも、振袖の立ち居振る舞いをアップロードしていますので、
またご覧になってくださいね♪
④ 結婚式の新婦の衣装
昨今では、和婚の素晴らしさが注目されていることもあり、
成人式で着た振袖を結婚式でも使いたいと考える花嫁さんが多いようです。
とくに思い入れのある振袖なら、なおさらですよね。
結論から言うと、シチュエーションを選べば、結婚式で成人式用の振袖を着ることはできます。
でも同じ和装であっても、花嫁衣装としての振袖と成人式の振袖は、実は違うんです。
和装の中で花嫁衣装とされるのは、
・白無垢
・色打掛
・引振袖(大振袖)
の3つです。
振袖の種類は3種類。
袖の長さによって分けられており、長いほど格が高くなります。
成人式で使われる振袖は正確には「中振袖」といって、最も袖が長い花嫁衣装としての「大振袖」とは別のもの。
仕立て方にも違いがあって、華やかさではどうしても、婚礼衣装よりも劣ってしまいます。
成人式の振袖は正式には花嫁衣装ではないので、
文金高島田のかつらをつけると、着物にボリューム感が少ないため、
見た目にもバランスの悪い印象になってしまう可能性があります( ;∀;)
また広い披露宴会場で、メインの衣装として振袖を着ると少し寂しい感じになってしまいます。
そこで、お手持ちの振袖を華やかに仕上げるポイントをお伝えします!
●花嫁用の小物を身につける。
筥迫(いわゆる江戸時代の化粧ポーチ。懐紙や紅筆など入れていました。)
懐剣(魔除けのお守り的存在)
丸ぐけ(帯締めではなく、中に綿が入ったふっくらしたもの)
抱え帯、扇子などです。
振袖に合わせ、様々な色の種類がありますので、衣装やさんに相談するのがいいと思います。
●帯の結び方も変えて、後ろ姿も花嫁らしく。
花嫁衣装は袋帯ではなく、丸帯を使用します。
前面に帯の柄が入った丸帯はとても高価で最も格の高い帯とされています。
最近はほとんど袋帯となっていますが、
花嫁さんの本振袖や白無垢・色打掛の掛下帯や、舞妓さんのだらり帯は丸帯なんですよ♪
●ご自前の振袖に白無垢を重ねて挙式をする!
●髪型を成人式よりも華やかに! などなど・・・。
振袖の着用機会についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
せっかく購入したなら、何度も着る機会を作りたいですし、
思い入れのあるものなら、なおさら一回でも多く着用したいですよね!
今回ご紹介した以外にも着用機会や、着用する際の注意点などがありますので、気になった方は、スタッフにお尋ねくださいませ。
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