お知らせ
お振袖はいらない
登録日：2022.11.29
牛島屋について
こんにちは。
富山県の地域密着型きもの専門店 牛島屋です。
11月も今日で終わり。
気持ちのいい天気が続いているかと思えば、
風が強かったり、天候が良くなかったりと段々冬らしくなってきましたね❄️
体調管理に気をつけて、お過ごしください😌
今回は、とあるスタッフの体験談をお届けします。
きっと身近に感じる方も少なくはないと思います。
ぜひ読んでください！
スタッフエピソード１
お振袖が決まって、当日が待ち遠しい！
早く着たい！
と思っているお客様はとても多いのではないでしょうか
一方で
お振袖はいらない
自分の写真なんかいらない〜！
撮ってどうするの？
とお思いのお嬢様もいらっしゃいます。
実は私もそうでした。
私自身、引っ越しして2年目、
慣れない(友達もいない)環境の地区からのお知らせだったこともあって、
成人式は出なくていい
だから振袖はいらない
と思っていました…………
またその頃は、今のように前撮りではなく当日撮りが主流。
だから写真だけ残すという発想もなく、過ぎて行きました。
が この後…
振袖を着たくなるんですね。
きっかけは短大の卒業式
当時私の短大の卒業式はブラックフオーマルと決まっていたので、
後の謝恩会にみんな何を着るか？で女子は盛り上がっていました。
だいたいお振袖かドレス です。
私はこの時初めて
お振袖を着たい！と思いましたが、
さあ、ありません。笑
母に伝えると だから、言ったじゃない！的な…
苦笑いです。
親戚が呉服屋だったこともあり、
レンタルという発想はなく早速、相談にのってもらうことになりました。
いくつか提案された中で自分が気に入ったのはお振袖ではなく訪問着でした。
二十歳を過ぎた私に、お振袖もいいけど、訪問着の方が実用的ということ、
何より訪問着の色柄が好きで気に入りました。
結果お振袖ではなく、訪問着を誂えることに。
ちょっとおとなしめの色柄だったので帯と重ね衿は華やかにしました。
着たいきものが決まると、謝恩会当日が待ち遠しくてたまりませんでした。
この時はそれで十分満足でしたが、歳を重ねていくと
『 何故だか 』 お振袖を着なかったことをとても後悔することになります。
お振袖にはお振袖にしかない魅力に気づいたからです。
そんな私は今、縁あって牛島屋でお客様のお振袖のお手伝いをしています。
お振袖に携わる度、感じるのは
お振袖に袖を通す期間は、長い人生の中振り返れば一瞬。
その一瞬を大切に残すことに魅力を感じますし、
そうすることが、家族を笑顔にするパワーなんだなと。
接客を通して、そんな魅力を伝えられたり、
時が経ってからでも気付いてもらえたら嬉しいなと思っています。
なので、頭っから着ない、いらないはタブーです！とお伝えしたいです。
そう思っている方が、このブログを機会に
一度お振袖の魅力に触れてみようと思っていただけたら嬉しいです。
スタッフエピソード２
お客様の中には、お振袖を購入される方、レンタルされる方
またはお母様やお姉様、親戚の方のお振袖を着られる方など
さまざまな方がいらっしゃいます。
ご姉妹がいる方は、お姉様のお振袖を着る。なんてこともあるあるではないでしょうか
私もそうでした。
私の場合は、姉と６つも年齢が離れていたので、選ぶ際に立ち会うこともなく、
意見も聞かれることなく、決定されていました、、笑
成人式が近くなると、やっぱり着たい色なんかも出てきて、
なんで好きなもの着れないんだ！と両親に言ったこともありました。
でも今思えば、あのお振袖でよかったなと思います。
自分がどうこうというより、家族の気持ちを考えたからですかね
お母様のお振袖を着られる方は多くおられますが、
きっとお母様は嬉しくてたまらないと思います。
またお母様だけでなく、お祖母様も感激されます。
「できれば、自分のお振袖を受け継いで、着てほしい」
という声を何度も聞きます。
もちろんお嬢様の中には、それでいいよ。とおっしゃる方も居れば、
好みも違う、今時がいいので、違うものを
という方もおられます。
牛島屋では
ママ振でも姉振りでも帯や小物を変えてお嬢様が引き立つように
アレンジしています。
お嬢様の意見も聞きながら、
おすすめしていますので、安心してご相談ください！
どんなことでもお気軽にどうぞ😉
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