お知らせ
こんにちは。
富山県内に4店舗、地域密着型の
きもの専門店「牛島屋」です。
来春ご卒業予定の方、『袴』の準備はできましたか？
この春にもご案内させていただきましたが、
ゴールデンウィーク頃から来春の袴の
ご予約が始まっています。
ということは。。。もう遅い？（ＯΔＯ;）
いえいえ、ご安心ください。
袴は成人式のように皆さま同じ日
ではないのでご予約日も違います。
またサイズも5段階にわかれており、
かなりの種類がありますので、まだ大丈夫です！
準備がこれからという方も、
焦らずにいらしてくださいね。
今回は『袴』についてお届けしたいと思います。
袴について
卒業式に袴姿なのはどうして？
調べてみると、もともと『袴』は平安時代の
宮廷に仕えていた女性たちが身につけていた
衣服だったようです。
明治になってから、袴はきものに帯という
スタイルに比べて、動きやすく、
優美さと礼容を兼ね備えているという
点も含めて学問の場にふさわしい
きちんとした身なりとして受け入れられ、
女学生の制服として袴が採用され、
女袴が考案されました。
この時代の高等女学校への進学率は低く、
当時の女学生は、いわば特権階級。
彼女たちの袴姿は「女学生」という
身分の象徴でもあったことから、
多くの女子たちの憧れだったようです。
また女学生だけでなく、教師も袴姿でした。
こうした歴史から、女子学生、教職員に
袴スタイルが受け継がれているようです。
時代にあわせてスタイルも袴も色々
袴姿の足元は、お草履だったり、
ブーツだったりしますが、なぜなのでしょう？
袴にブーツを合わせたスタイルが大流行したのは、
明治後期。
西洋文化への憧れからのようで、
髪にも大きなリボンを付けたりして、
和と洋のアイテムを上手に組み合わせて
楽しんでいたことからのようです。
いつの時代も女の子の
おしゃれでありたい気持ちは変わりませんね。
最近、ブーツは白が流行っていますが、
流行にとらわれることなく、
自分らしさを取り入れて、
恩師に、またご家族に
感謝と敬意をもってのぞみましょう。
袴にあわせるきものは？
袴にあわせるきものはそれぞれで、
お振袖、訪問着、付け下げ、色無地、
染め小紋などがあります。
中でもお振袖が多いのは、
結婚前の女性のきものとして
一番正式なものだからです。
最近は、全体小紋柄で化繊素材の
二尺袖がレンタルで沢山出回っていますが、
卒業式の意味合い、重みのある式である点から
牛島屋ではおすすめしておりません。
お振袖をお持ちの方は、お振袖を。
成人式のお振袖をレンタルにした方は、
『卒業式振袖パック』を。
お手持ちのきもので検討されたい場合は、
ご相談も承っております。
是非、お気軽にお声かけください。
袴選びに何が必要？
・あわせたいきもの
・半幅帯 (主に浴衣を着るときに使う帯です。お振袖で使った袋帯は袴には使用しません。)
をお持ちください。
選び方
お嬢さまがいらっしゃる時は、
きものを羽織って、帯と袴をあてていきます。
いらっしゃらないときは、
畳の上にきものを置いて上から
帯と袴をのせて雰囲気を見ます。
きものにもよりますが、
どんな雰囲気で着たいか？で
袴も半幅帯の色によっても雰囲気は変わってきます。
同じお振袖でも、袋帯で帯結びを
したときの雰囲気とは、
ガラッと変わるのでまた楽しいですね♪
コツとして
きものの柄が多い、
小柄で身長を高く見せたい場合は、
スッキリと見えるように。
きものの柄が少ない場合は、
ぼかしや刺繍などが入ったものがおすすめです。
お草履かブーツかによって、
丈の選び方も変わってきます。
どうぞお気軽にご相談ください。
大切な卒業式が素晴らしいものとなるように、
心を込めてお手伝いいたします。
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