お知らせ
振袖 人気の色柄をランキング!
登録日:2021.05.12
成人式の準備こんにちは!
富山県内に4店舗、地域密着型のきもの専門店、牛島屋です。
お振袖を選ぶ際に、よく今年の傾向や流行りの色を聞かれます。古典柄のお振袖に流行りってあるのかな?。。。と不思議に思われる方もおられると思います。
洋服ほどサイクルも短くなく、はっきりはしていませんが、きものにも人気の色柄や組み合わせ方があるんです。
今回は、こちらをご紹介したいと思います。
まずは、人気の柄から大きく三つに分けてご紹介します。
人気のある『柄』3選!
1.古典柄
突然ですが、お振袖をイメージしてみて下さい。と、もし質問されたらどんな感じのお振袖をイメージしますか?
半数以上の方が、赤の古典柄と答えるほど、
お振袖=赤の古典。。。に定着しています。(笑)
なぜ、赤なのかは、後ほどお答えすることにして、なぜ古典柄が人気なのでしょうか?
以前ブログでも一部ご紹介しましたが、
古典柄・・・昔からある日本の伝統的な柄です。
この柄には、
植物がモチーフになった文様
桜文
笠松文
動物がモチーフになった文様
鶴
蝶々
器物や乗り物がモチーフになった文様
貝桶文(かいおけもん)
源氏車文(げんじぐるまもん)
自然や風景がモチーフになった文様
富士山
波
などがあります。
それぞれの文様に意味が込められており、お嬢さまのご成人をお祝いするのにぴったりな「縁起の良い文様」だから人気が高いようです。
また古典柄には、美しさ、高貴さ、品格をも感じます。
これからどれだけ世の中が進んでも飽きのこない、いつの時代にも愛される柄かと思います。
“お嬢さまのこれから先の人生も無事成長を願う….”
柄にご家族の思いも重ねて、結局は古典柄に行きつくという言う方が多いようです。
2.レトロモダン
レトロ=昔 モダン=現代
レトロモダン=昔ながらの柄を今風にアレンジした柄…と説明したら良いでしょうか?
例えば、同じ花でも古典柄だとこんな感じの表現が、
レトロモダンで表現すると ↓↓↓
こんな感じになります。
表現の仕方が違うだけで、ずいぶん新鮮な感じがするのと、親しみやすさが沸きますね。
古典的なお振袖でもレトロモダンな帯を合わせると、ザ・古典 → モダンな雰囲気になり、
髪型もフィンガーウエーブが似合ったり、逆にくだけた感じにも映ります。
3 大胆な花柄
百合、 薔薇、蘭、牡丹などです。
「きもの=和柄」のイメージを払拭させるドレス感覚で着るきものです。
古典柄とは違った華やかさをあえてお振袖で表現することで、人目を引く、個性が出ると人気です。
お振袖に洋装のピアスやレース使いの小物が似合うのもこの柄ならでは。
次はこちら
人気のある『色』3選!
1. 白
数年前からかわらず、人気の色です。白のお振袖というと花嫁さんの白無垢を連想される方もいらっしゃるでしょう。
色だけを聞くとシンプルで色がなくさみしそうにも感じますが、地色が白だからこそ、柄で個性が際立ちます。
白にしたら、お友達の結婚式には着ていけないのでは…。と心配される声も聞きますが、柄が入っているので大丈夫! 問題ありません!
さらに最近はワントーンコーデといって、白地に白っぽい帯を合わせたり、黒地に黒の帯などを合わせてすっきりと見せるスタイルも人気が出ています。
2. 緑
毎年出る色ですが、ここ最近は着てみたい色のご要望の色としてよく挙げられます。
一概に緑といっても明るい緑もあれば深緑もあり、地色にあわせて表現される配色もそれぞれ。可愛いものもあれば、落ち着いた感じにもなります。
緑はまだまだ未開拓の色のような気がします。
3. 赤
やっぱり赤! ・・・どれだけ人気の色が出てきても不動の色。
特に明るい赤は可愛らしく、この二十歳前後でないと着こなせない旬の色。
ピンクや水色はこのあと訪問着でも着られるから。。と迷って赤を選ぶ方もいらっしゃいます。
全体の傾向として、以前までは振袖に限らず、人と同じにする安定志向が求められましたが、近年は 自分らしさ・個性を引き立たせるような着こなし方が人気があります。
前回のブログでもご紹介したようにママ振りでも “いかに自分らしく着こなすか” に焦点を当てることで、お嬢さまの個性を引き出すことができます。
お嬢さまだけの一枚をぜひ牛島屋にご相談ください!
『牛島屋』は和文化を通して豊かな暮らしをご提案し、皆様の毎日に彩を添えるお手伝いを致します♡