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18歳成人っていつから? 成人式はどうなるの???

登録日:2021.06.03

成人式の準備

 

こんにちは!

富山県内に4店舗、地域密着型の着物専門店牛島屋です。

 

今回は、よくお問い合わせのある、18歳成人について、お伝えしていきます!

 

18歳成人っていつから⁈

 

富山県の場合、どの市町村も現在は二十歳を迎える学年の一月に成人式を迎えています。

 

 

それが18歳で成人となると

 

成人式も2年繰り上げられるの?

だとしたら、高校在学中?

受験の頃?

その時に19歳の人はいつになるの?

 

など、疑問や不安が出て当然ですよね。

 

 

スケールは違いますが、過去にもこんなことが。。。

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成人式は115日と制定されていたのが、1月の第二月曜日に変更になり、

美容業界からは、月曜日はお休みと決まっていたので、支度に関わる側のことも考えて欲しいと声があがりました。

いつの時代も浸透されていたものを変更するということは、難しいですね。

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さて、成人年齢が18歳になるのはいつから?

2022年の4月1日から改正民法の施行によって、成人年齢が18歳に引き下げられます。

 

 

どうして18歳に引き下げられるの?

そもそもなぜ成人年齢が20歳から18歳になるのでしょうか?

 

世界的にも18歳を成人とする国が多いためにグローバルスタンダード(世界標準)に対応するため

現在、国民投票権や選挙権が18歳に引き下げられ、国政を左右する判断を18歳から出来るようになっていて、政治判断出来る大人とみていること

 

などから、民法でも18歳を大人として扱おうと改正されました。

 

 

18歳成人で変わることは?

一人で契約ができるように

今まで親名義でしか契約できなかったもの(携帯、車、部屋を借りたりなど)が自分の名義で出来るようになります。

大人として扱われるわけですから、支払いの責任も親の同意が不要となります。

 

同意書が必要だった婚約届けが、自分の意思で提出できるように

結婚できる年齢は男性は変わらず18歳、

女性は16歳から引き上げられて18歳になります。

つまり18歳になれば同意書がなくても、自分の意思で色々なことが進められるというわけですね。

その分、責任もついてまわるし、大人としての自覚も大きくなりますね。

*お酒やたばこ、公営競技は健康や依存症の観点からこれまで通り、20歳まで制限されます。

 

 

さて成人式はどうなるの?

 

成人式の式典をいつにするかは、各市町村の自治体が決めています。

着物文化の中心としてある京都市は、これまで通り20歳での開催を決定しています。

 

 

それに続くように、現時点での成人式の決定をしている大多数の自治体が、成人式は引き続き20歳で開催と発表しています。

まだ検討中という自治体も、ほとんどが今まで通り20歳での開催を発表するのでは?と考えられています。

 

●18歳といえば受験や就職活動の真っ最中であること

● 進学、就職準備でお金がかかる中、振袖の準備もとなると一度に金銭的な負担が大きい

 

など18歳で成人式を施行するのは、今後の人生を大きく左右する節目の時期と重なり、反対意見がとても多いようです。

 

 

富山県はどうなの?

 

 

みなさんの一番知りたいところですよね!
気になって調べてみました!
各市町村のホームページで確認。載ってないところは、電話で問い合わせしてみました!

 

18歳成人が施行されても成人式は、これまで通り20歳での開催を予定していると解答をいただいたところは、

富山市、氷見市、砺波市、南砺市、射水市、滑川市、上市町。。。。。

 

『成人式』という式典の名称を『二十歳のつどい』と変更にすると決まったところもあれば、ふさわしい名称を検討中とのところも。

どこも開催時期はまだこれからの中、射水市は、2023年の成人対象の方以降の方からは1月から時期をずらして、半年ほど早い5月への変更を発表しています。
(新聞にも大きく取り上げられていましたので、ご存知の方も多いと思います。)

 

ただし、今後変更になる場合もあるそうです。

決定した時点で、各市町村のホームページにてお知らせされますので、引き続きチェックしていきたいと思います。

 

ちなみに、これから御成人を迎えられる2022年の方も含めて、本日現在でわかっている内容をまとめてみましたので、参考になさってみてください。

 

 

 

 

牛島屋の成人式に対する思い

 

成人式は、元々は宮中や公家、武家の行事で行われていた「元服の祝い」です。

「加冠の儀」ともいい冠や大人の装束を身につけ、一人前になった証となる儀式。

自立し、大人の社会へ仲間入りすることを自覚するための儀式は、いつの時代も変わりませんね。

 

ところで冠婚葬祭という言葉をよく使いますね。『冠』は今では

人生の節目全般に使われていますが、本来は、成人のことを表しています。

 

・・・成人式(元服の時、冠をかぶせてお祝いしたことからきています)

・・・結婚式

葬・・・お葬式

・・・法事やお盆など祖先をまつる儀式

 

このことからも成人式は人生の通過儀礼の中でご自身にとっても、ご家族にとってもとても大事な節目という思いでいます。

 

牛島屋は地域の皆さまに支えていただき、おかげさまで創業173周年を迎えることができました。

これからも地域一番店として皆様の記念日のお役にたてるよう、真心込めてお手伝いさせていただきます。

 

昭和初期の牛島屋

 

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