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高校生の間に振袖選びをするメリット

登録日:2021.06.09

成人式の準備
 
こんにちは!
富山県内に4店舗、地域密着型の着物専門店、牛島屋です。
 
 
高校生のうちに、お振袖の案内が届くようになりますよね。
 
「成人式まで、まだまだなのに。。。もう?早すぎない?」
 
と思われる方が大半だと思います。
 
 
 
それは、【お振袖=成人式のもの】という見解からもあるのかな?とも思います。
 
 
間違いではありませんが、本来振袖は、年齢に限らず未婚の女性ならいつでも袖を通すことができるきものなんです。
 
今回はその視点からも、早くに選ぶメリットをお伝えしていきます!
 
 
 

早くに選ぶメリット

 

着たいときに着ることができます!

 
先にもお伝えしたように、お振袖は結婚前の女性なら、成人式以外でもお召になることができます。
つまり中学生でも高校でも、二十歳を過ぎても、結婚する前ならということです。
 
 
中学生は、まだ成長期真っ只中なので、仕立て方に違いがでますが、高校生にもなると女性らしい身体つきになり、成人式で着るときと同じ、本裁ちといわれる仕立て方になります。
 
この頃に、ご家族のお祝い(結婚式や喜寿や傘寿など)があるとなると、折角なら、正装でお祝いしてあげたいですよね。
おじいちゃんやおばあちゃんが、自分のお祝いに孫がお振袖でお祝いしてくれたら、それはそれは嬉しい♡でしょうね!
 
 

 

★写真提供:Humming bird
 

振袖に慣れることができる!

 
着用機会が増えれば、着物での所作にも慣れて、自身と品格が出来ます。
 
いざ、トイレに行くときはどうするの?
食事をいただくときの袖の扱いは?
車に乗るときはどうするの?
 
 
わかっているのと😊いないのと😱
できるのと😊できないのと😱
 
早くから知っておくと、気持ちの余裕も違いますね。
 
これは、成人式前に前撮りをオススメする理由の1つでもあります。
以前のブログでもご紹介していますが、
 

前撮りは一年前から

 
牛島屋では、成人式の一年前から〜前撮りの撮影会を設けています。
 
いつの時期にどんな風に写真を撮りたいのか?
屋内なのか?ロケーションなのか?
 
家族写真を撮るときは、家族の都合の確認も必要です。
この時点で全て準備が整っているようにするには、早い時点での準備が必要となるわけです。
また、人気の希望日が早くおさえられるメリットもあります。
 
★参考ブログ → 『成人式の準備はいつから始めたらいいの?』
 
 
 

受験と新生活に集中できる

 
高校3年生と言えば一般には進学のための受験がある年ですね。
就職や推薦入試で早くに進む先が決まり、時間に余裕ができる方もいらっしゃいますが、3月の結果次第で、進む先を決める方が多いのではないでしょうか?
 
住むところの手配、引越しの準備、進む先の環境を整えるのになにかと物入りで慌ただしいですね。
また新生活に慣れるとサークル活動、アルバイトなど学業以外のたのしみも増え、なかなか帰省してこないという声も。
 
 
昨年などはコロナウィルス感染症予防の為の行動制限や緊急事態宣言のために、帰省したくてもできなかったという方も多かった様です。
 
こういったことも含めて、時間や気持ちにゆとりのある間に見ておかれると慌てることなく安心です。
 
 

洋服と違って着物は準備期間が必要です!

 

①ママ振りの場合

 
近年“ママ振“(お母様やお祖母様の振袖)を着用される方が増えています。何度かこのブログでも題材として取り上げていますが、時代を経て着ることができる…着物ならではの良さですね。
 
この時気になるのが、お振袖はじめ帯や長襦袢、小物類の保存状態と寸法です。
 
 
シミやカビは無いか、小物は使える状態か、お嬢様に寸法は合うのかetc…のチェックが必要です。
もしお手入れやお直しが必要となると2・3ヶ月はかかります。また内容によってはそれ以上お時間をいただく時もあります。
 
過去にも
“持っているものを使うから大丈夫”
と安心しきっていて、成人式の間近に慌ててご相談にいらっしゃる方もいらっしゃいました。
 
もちろん、こちらもできるだけの対応はしますが、こんなことならもう少し早くに確認しておけば良かった…と後悔のないように早めに一度確認されることをおすすめします。
 

②購入する場合

 
実は新しく作る場合にも早く選ぶメリットがあります。
 
洋服と違いきものは「反物」や「仮仕立て」の状態になっています。ですので購入して直ぐには着ることができません。
選ぶときにイメージしやすいよう、振袖は仮仕立てになっています。
 
 
そのまま仕立てるのではなく、一度糸を解き、また反物の状態にして、湯のしという工程に入ります。
その後改めて裁断し、お嬢さまの寸法にあわせて、手で縫い上げます。
 
 
この間にも再反チェックやガード加工などもあり、全部の工程で余裕をみて【約3ヶ月程】お時間をいただき、一つ一つ丁寧に仕上げていきます。
 
さてこの仕立て上がったお着物。すぐに袖を通すことも可能ですが、しつけ糸でしばらく寝かせることで生地と糸(共に正絹)が馴染み、より着やすくなります。
余裕を持って準備されると、より気持ち良くお召いただけますね。
 

③レンタルする場合

 
レンタルだから、仕立てないし、あわてなくても大丈夫。と思っている方、確かに仕立て上りならそこは問題ないです。
 
だけど気に入ったお振袖や帯が先約のあるものだったり、お嬢さまの寸法にあったものの中にお気に入りのものがなかった場合もあるあるです。
 
ファーストレンタルなら好きなお振袖を選んで、お嬢さまの寸法でお仕立てすることができますが、購入の場合と同じように時間を必要とします。
 
 
 
 
いろんな意味で早く振袖を選ぶメリットは多いですね。
 
 
まだまだ先。なかなか実感が無い。というお嬢様もご家族も多いと思います。
みなさん揃ってでなくてもまずはお母様だけ、お友達同士でと、お下見やご相談にいらしてください。
 
是非、お気軽に😊お近くの店舗にてお待ちしています。
 
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