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振袖の『柄 』について

登録日:2021.02.22

牛島屋について

こんにちは!

今日は振袖の「柄 」についてお話ししたいと思います!

 

皆さん、振袖の柄といえば、どんなものを想像されますか?

 

大きく分けると、『古典柄(和柄)』『洋柄』の二種類あります。

本日は、『古典柄』についてお伝えいたします!

 

飽きのこない古典柄には、縁起の良い、吉祥文様が「刺繍」や「箔」で施されていたり、描かれていたり、上品で華やかなイメージですよね!

ところで吉祥文様(きっしょうもんよう)って何でしょう?

吉祥文様 = 幸せを願う心を託した文様で、良い前兆の意味を持ちます。

ここで、代表的な吉祥文様をご紹介いたします。

 

【御所車】ごしょぐるま

平安時代王朝貴族たちが外出に用いた車のことです。草花をあしらった花車や車輪だけをあしらったものもあり、どこまでも回転するということから縁起のよい雅やかな文様です。

 

【熨斗】のし

元々は神様に供えた鮑(アワビ)が縁起物とされ、その形を簡略にされたのが始まりです。お祝い事に欠かせない熨斗文様は「健康長寿」の象徴です。

【桜】

桜は「咲く」に「ら」という接尾語が付いたもので、花といえば桜を示すほどに日本の花の代表です。桜が一斉に咲き誇る姿から「繁栄」や「豊かさ」の意味が込められています。

【菊】

日本人に最も親しまれている文様の一つです。重陽の節句に菊を眺め菊酒を飲む習慣が現在でも残っているように、不老不死・延命長寿の漢方薬として利用されています。他に「延命長寿」「無病息災」「邪気払い」基本的意味があります。

 

まだまだありますが、本日はこの辺で。

文様に込められた意味や願いを知って袖を通すと、自然に心もしぐさも豊かになります。

 

お嬢様の心身の健康と幸せを願って、振袖の柄を選ぶのも素敵ですね。